何から練習したらいいんだろう。。。?
どーも、彩葉(いろは)です。
キャラクターを描くうえで、もっとも大切なのは顔です。
この記事では、顔の練習方法を解説します。
オススメの練習方法は、好きな絵師さんの絵柄をマネすること!
「マネるは学ぶの語源」と、よく言われます。
資料をよく見て、しっかりと練習しましょう!
お手本にする絵師を決める
上手い人ほど、資料はしっかりと準備します。
「良い形」をマネして覚える
好きな絵柄をマネする目的は、「良い形」を覚えることです。
初心者がオリジナルで描いた自分の絵を、
「良いか悪いか」を判断する方法は、残念ながらありません。
まずは「良い形をマネして覚える」ことから始めましょう!
描いているうちに、ペンタブにも慣れてきます♪
お手本にする絵師を決める
自分の絵が、好きな絵師さんの絵に近づけば
モチベーションも上がります!\( ‘ω’)/
お手本にする絵師さんを、1人選びましょう。
(できればプロで活躍している人がいいです)
今からその人の絵柄を、完全にコピーします。
今からその人の絵柄を、完全にコピーします。
大事なことなので2回、書きました。
でも、個性がなくなっちゃうんじゃ…
って思った人も、安心して下さい。
いくら消そうとしても、自分の絵から個性は消えません。
キャラクターの全身を上手く描けるようになるまで、
ひたすらその絵師さんのイラストを見ることになります。
妥協せずに選んでください。
好きな絵師さんの中から
- 今現在、プロで活躍している
- pixivやネット検索でイラストが沢山でてくる
の、誰かを選びましょう。
顔の練習から始めよう

- なぞる⇒
- 並べて描く⇒重ねる⇒修正する⇒
- 見ずに描く⇒重ねる⇒修正する⇒
- 自分の絵に落とし込み
重ねてなぞってみる
まずは、線をなぞる練習です。
簡単そうですが、最初は上手くなぞれないと思います。
何度も何度もなぞって、輪郭や目のカーブを自分の手に覚えさせます。
お手本にする絵師のイラストを、5~10枚ぐらい用意しましょう。
以下の2パターンは難しいので避けた方がいいです。
できれば斜めの顔から練習したいですね。
「マイ・ベスト神絵師」は虫麻呂さんなので、先生の絵をお借りしました。
実際の、私の練習画面です。

- キャンバスを開いて、レイヤーフォルダを作る
- お手本のイラストを開いて、選択範囲ツールを選ぶ
- 選択範囲で顔を囲み、コピー(Ctrl+C)する
- キャンバスに貼り付ける(Ctrl+V)
- レイヤーフォルダの不透明を30%ぐらいに下げます

上にレイヤーを作って、なぞります。
1回で終わらず、何回もくりかえしなぞりましょう。
なぞった線の表示、非表示を切り替えながら
などを確認していきます。

このタイミングで十字線を引いて、顔のバランスを覚えています。
横のラインが目の位置、縦のラインが顔の中心線です。
といった発見がありました。
ちなみに僕は、左右の目の大きさがよく狂うので、
アイライン(横の線)を2本引くことにしています。
並べて描く練習
上手くなぞれるようになってきたら横に並べて描いてみます。
いわゆる、模写というやつです。
模写はこのように、部分的に練習すると効果が高いです。

描けたら重ねて、ズレをチェックします。
確認が終わったら、横に戻して修正します。
ズレがなくなるまで、「重ねて、修正して」を繰り返します。
これを2~3回繰り返します。
1枚で終わらず、他の絵も同様に模写します。
少ない修正回数で重なるようになったら、次のステップに進みます。
それまではひたすら模写します。
見ないで描いてみる
ここまで来たら、頬の輪郭やまつげのカーブ具合が
かなり自分のペン運びにインストールされています。
どれぐらい似るようになったか、試してみましょう。

- お手本をよく観察する
- 見ないで描いてみる
- 重ねてズレを確認する
- 重ねたまま、ズレを修正
- 繰り返し
何枚かやってみて、「どう見ても違う顔だー><」と感じたら、模写の練習に戻ります。
「似た顔が描けるよなってきたな」と思ったら、練習を切り上げましょう!
いよいよ練習した絵柄で、自分の絵を描きます。
練習した絵柄で、自分の絵を描く
練習だけで終わるのは勿体ないです。
「あ~、練習がんばったー!いっぱい描いたなー!」と思っても、
残念ながら、あなたの絵は上手くなっていません。
自分の絵に落とし込みをして、はじめて上達します。
練習したことを、自分の絵で試してみるのは、とても重要です。
今回は顔の練習しかしていないので、イラストも顔だけでオッケーです。
余裕があれば、首と肩回りぐらいまで描きましょう。
色は塗らなくていいですが、ペン入れはやりましょう。

描きあがった自分の絵と、お手本を見比べると、おそらく地獄だと思いますw
「あんなに練習したのに、似てない(´・ω・`)」って感じだと思いますが、そんなもんです。
この地獄が深いほど、自分の絵の魅力がアップするわけです!
コツコツと根気よく練習を続けましょう。
「練習⇒オリジナル」は、必ずワンセットでやること!
まとめ:マネをするのが1番の近道
顔、とくに目はキャラクターで一番だいじな所です。
気合いをいれて練習して下さい。
慣れて来たら正面や横顔、アングル付きにもチャレンジしてきましょう。
ただ、当然ながら顔だけでイラストが魅力的になるわけではないので、
まずは「キャラクター全体がそこそこ描ける」を目指します。
「顔はとりあえず、こんなもんか・・・」と思ったら、迷わず次のステップに進みましょう。
おしまい!(*’▽’)ノシ