イラスト

初心者はまず絵を1枚、完成させる【イラスト講座01】

こんにちは、いろはです。

このイラスト講座は、お絵描き初心者の人がレベルアップしながらプロを目指す講座です。

画力アップしたい人も、参考にしてくれると嬉しいです。

第1回のテーマは「初心者がまず最初にやること」

イラストを1枚、完成させる

これだけ。

  • え?ハードル低いな…
  • ちょっと言ってる意味が(ry

って思った人もいるかもですが、目的が3つあります。

  1. ペンタブに慣れる
  2. ペイントソフトに慣れる
  3. 今の実力で描けるレベルを知る

この記事を読みながら、絵を1枚仕上げてみてください。

初回なので、ちょっと自己紹介を。

7年ほどフリーランスのイラストレーターをしていました。

主な仕事内容はラノベ挿絵、エロゲ原画、雑誌のピンナップです。

⇒自己管理が出来なくて破綻しましたw

引退してから4年間、まったく絵を描いていませんでしたが、

ブログをきっかけに、またお絵描きを始めました。

このお絵描き講座では、

  • 過去の失敗や、経験をふまえて
  • 効率のいい練習方法と手順を
  • ツールや手法を交えながら、ご紹介します。

実際に僕がリハビリでやっている練習方法です。

上達の再現性は、あると思っています。

やらなくていいこと

何を描けばいいのか…という人のために条件を絞ります。

  • 描くのは顔と肩回りだけでオッケー
  • 裸はダメです。服はちゃんと着せましょう
  • 背景や小物もいりません(ヘアピンぐらいは描いても良い)

次の3つのアングルは、描かないでください。

  • ふかん(上からのアングル)は描かない
  • あおり(下からのアングル)も描かない
  • 真横の顔は描かない

つまり真正面か、斜めですね(できれば斜めをオススメします)

オリジナルでも、好きなキャラでも、どちらでもオッケーです。

まず1枚、完成させる

ダラダラ描くといつまでも完成しないので、制限時間を設けます。

3日です。

描き始めてから、3日以内に仕上げてみてください。

アタリを描く

使用ブラシ(参考までに)
  • ペイントソフト:CLIP STUDIO PAINT
  • Gペン。1.5mm。手ブレ補正26。※線画作業中は変えません
  • キャンバス解像度350dpi(サイズは適当)

CLIP STUDIOのインストール方法は、「CLIP STUDIO PAINTの導入手順を画像つきで解説」という記事で、解説しています。

まずはアタリを描きます。 

頭の丸を描いて、その中に十字線を。

縦の線は顔の中心線、横の線は目の高さになります。

この段階では適当に、ザクザク描いています。

首を生やして、肩のライン描いておしまいです!

ラフを描く

アタリの線が黒のままだと分かりにくいので、水色に変えます。

  • CLIP STUDIOなら「レイヤープロパティ」の「レイヤーカラーを変更」をクリックするだけで変えれます。
  • 他のペイントソフトをお使いの方は、「透明ピクセルをロック」してから、水色で塗りつぶします。

不透明度を30~50%に下げると、作業しやすいです。

「新規ラスターレイヤー」を作成して、アタリの上にラフを描きましょう。

初心者の人は、ラフも何段階かに分けて描くことをオススメします!

バランスを整えながら描いていきます。

今の時点では満足いくデッサンにならないかもしれませんが、気にしません。

ある程度かけたら、「これでオッケー☆」と自分で決めてしまいましょう!

ラフが描けたらアタリの時と同様に、線の色と不透明度を変えましょう。

ペン入れする

ラフの上に、「新規ベクターレイヤー」を作成します。

ベクターレイヤーとは

詳細な説明は省きますが、「線画に特化したレイヤー」と思ってください。

ラフをもとにペン入れをします。(アタリは非表示にします)

ペン入れは勢いが大事です。「なぞろうとしすぎない」ことがコツ。

あと、線は綺麗につながってなくてもオッケーです。

ベクターレイヤーなら、毛先などのクロスした線を簡単に修正できます。

  1. 「消しゴムツール」を選ぶ
  2. 「ツールプロパティ」の「ベクター消去」⇒「交点まで」を選択
  3. 消したいラインをタッチする

すると、交わっている箇所まで自動消去してくれます。

メチャクチャ便利なので、ぜひベクターレイヤーを使いましょう!

パーツごとにレイヤーを分ける

ここから塗りに入りますが、その前に「自動選択ツール」の設定をします。

  1. 「自動選択ツール」⇒「他レイヤーを参照選択」をクリック
  2. 「ツールプロパティ」の「サブツール詳細パレット」を開く
  3. 「選択範囲」⇒「作成方法」⇒「追加選択」
  4. 「塗りつぶし」⇒「隙間閉じ」⇒4
  5. 「細い領域にしみこむ」にチェック
  6. 「領域拡縮」⇒0.05
  7. 「参照先」⇒「ベクターの中心線で塗り止まる」にチェック
  8. ×を押して「サブツール詳細パレット」を閉じる

この設定をすることで、スキマがあっても「線が続いているもの」と認識して塗ってくれます。

なので線をキレイにつなげる必要がないのです。(離れすぎはダメ)

まず、キャラ全体のシルエットを塗りつぶします。

  1. キャラの外側をクリック
  2. 髪の毛のスキマなど、「塗らない場所」を全てクリック
  3. 選択範囲を反転(キーボードの「Ctrl+Shift+I」)
  4. ペン入れレイヤーの下に「新規ラスターレイヤー」を作成
  5. 肌色で塗りつぶし
  6. 「選択範囲ランチャー」⇒「選択範囲の解除」

キャラクター全体に色が置けました。

次に「塗りつぶしツール」の設定をします。

  1. 「塗りつぶし」⇒「他レイヤーを参照」をクリック
  2. 「塗りつぶし」⇒「隙間閉じ」⇒4
  3. 「細い領域にしみこむ」にチェック
  4. 「領域拡縮」⇒0.05
  5. 「色の誤差」⇒2.0
  6. 「拡縮方法」⇒丸く拡張
  7. 「参照先」⇒「ベクターの中心線で塗り止まる」にチェック
  8. ×を押して「サブツール詳細パレット」を閉じる

綺麗に塗り分けるための設定です。

  1. 肌の上に「新規ラスターレイヤー」を作成
  2. 髪の毛を塗りつぶし

髪はこれでオッケー。

他のパーツも、同様に塗り分けました。

レイヤー構成については、「【イラストの基本】レイヤー構成の分け方、管理方法を解説」という記事に詳しく書いています。

まだ読んでいない初心者の人は、必須の知識です。

影とハイライトを塗る

パーツごとに影を塗っていきます。

今回はGペンで塗りました。

他にも水彩筆などいろんなブラシがあるので、いろいろ試してみるといいでしょう。

新規ラスターレイヤーを作成し、「下のレイヤーでクリッピング」することで、塗り分けたパーツからはみ出さなくなります。

影を一通り入れて…

ハイライトを入れたり、頬を塗ったりして完成です。

※線にも色を塗っています

保存する

キーボードの「Ctrl+S」を押すと、保存画面が出ます。

ファイル種類はそのままで、名前を付けて保存しましょう。

これで作業は終わりですが、せっかくなのでSNSに投稿しましょう。

描いた絵を公開することで、上達が早くなります。

上手く描けてないな~と思っても、公開するようにしましょう。

「ファイル」⇒「画像を統合して書き出し」⇒「jpg」か「png」

保存場所を選んだら、「書き出し設定」の画面が出てきます。

基本的にはそのままでオッケーですが、SNSに投稿する時は

高さor幅を1500~1000ぐらいにしておくといいでしょう。

「OK」を押すとプレビューが表示されるので、もう1度「OK」をクリックします。

SNSに投稿しておしまいです♪

まとめ:次回から本格的な練習です

描き切ってみると、「知ってるけど描けない」とか、「上手くいかなかった所」が見えてきます。

僕も1枚描くところからリハビリを始めました。

絵の満足度は人それぞれだと思いますが、まず1枚完成させること。

そして、描いた絵を公開することから始めましょう。

「出来ないことをこねくり回して、けっきょく未完成」というのが、1番いけません。

イラストはいま出来る範囲のことで描き切る。

練習は練習で、切り分けてやりましょう。

次回から本格的な練習に入っていきますので、お楽しみに~♪

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